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2015年8月 5日 (水)

平井憲夫さん「原発がどんなものか知ってほしい」を読んで

平井憲夫さんを知っているでしょうか。
岡山県倉敷市出身です。身近に感じます。
20年間、原子力発電所の現場で働き、原発の実態を教えていたのが
平井さんでした。
「原発がどんなものか知ってほしい」というお話をされています。
一部引用:
私は原発反対運動家ではありません。
 二十年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。
原発については賛成だとか、危険だとか、
安全だとかいろんな論争がありますが、
私は「原発とはこういうものですよ」と、
ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。
そして、最後まで読んでいただくと、
原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、
毎日、被曝者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることが
よく分かると思います。
 はじめて聞かれる話も多いと思います。
どうか、最後まで読んで、それから、原発をどうしたらいいか、
みなさんで考えられたらいいと思います。
原発について、設計の話をする人はたくさんいますが、
私のように施工、造る話をする人がいないのです。
しかし、現場を知らないと、原発の本当のことは分かりません。
 私はプラント、大きな化学製造工場などの配管が専門です。
二○代の終わりごろに、日本に原発を造るというのでスカウトされて、
原発に行きました。一作業負だったら、何十年いても分かりませんが、
現場監督として長く働きましたから、原発の中のことはほとんど知っています。
・・中略・・
原発がある限り、安心できない
 みなさんには、ここまでのことから、
原発がどんなものか分かってもらえたと思います。
 チェルノブイリで原発の大事故が起きて、
原発は怖いなーと思った人も多かったと思います。
でも、「原発が止まったら、電気が無くなって困る」と、
特に都会の人は原発から遠いですから、
少々怖くても仕方がないと、そう考えている人は多いんじゃないでしょうか。
 でも、それは国や電力会社が「原発は核の平和利用です」
「日本の原発は絶対に事故を起こしません。安全だから安心しなさい」
「日本には資源がないから、原発は絶対に必要なんですよ」と、
大金をかけて宣伝をしている結果なんです。
もんじゅの事故のように、本当のことはずーっと隠しています。
 原発は確かに電気を作っています。
しかし、私が二〇年間働いて、この目で見たり、
この体で経験したことは、
原発は働く人を絶対に被曝させなければ動かないものだということです。
それに、原発を造るときから、地域の人達は賛成だ、反対だと割れて、
心をズタズタにされる。出来たら出来たで、被曝させられ、
何の罪もないのに差別されて苦しんでいるんです。
 みなさんは、原発が事故を起こしたら怖いのは知っている。
だったら、事故さえ起こさなければいいのか。
平和利用なのかと。そうじゃないでしょう。
私のような話、働く人が被曝して死んでいったり、
地域の人が苦しんでいる限り、原発は平和利用なんかではないんです。
それに、安全なことと安心だということは違うんです。
原発がある限り安心できないのですから。
 それから、今は電気を作っているように見えても、
何万年も管理しなければならない核のゴミに、膨大な電気や石油がいるのです。
それは、今作っている以上のエネルギーになることは間違いないんですよ。
それに、その核のゴミや閉鎖した原発を管理するのは、私たちの子孫なのです。
 そんな原発が、どうして平和利用だなんて言えますか。
だから、私は何度も言いますが、原発は絶対に核の平和利用ではありません。
 だから、私はお願いしたい。
朝、必ず自分のお子さんの顔やお孫さんの顔をしっかりと見てほしいと。
果たしてこのまま日本だけが原子力発電所をどんどん造って大丈夫なのかどうか、
事故だけでなく、地震で壊れる心配もあって、
このままでは本当に取り返しのつかないことが起きてしまうと。
これをどうしても知って欲しいのです。
 ですから、私はこれ以上原発を増やしてはいけない、
原発の増設は絶対に反対だという信念でやっています。
そして稼働している原発も、着実に止めなければならないと思っていあす。
 原発がある限り、世界に本当の平和はこないのですから。
 優しい地球 残そう子どもたちに
筆者「平井憲夫さん」について:
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。
約20年前のお話ですが、
平井さんが予言したことが的中してしまいました。
・・
原発の問題はすでに建設当初から進行中のことだった。
・・
安心と安全は全く違うもの。
・・
今、福島原発事故が起きてより実感できる内容だと改めて思いました。
・・
鹿児島県の川内原発が再稼動をしようとされています。
また同じ過ちを繰り返そうとしています!!。
・・

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